
片づけはモノを減らすことではない|ある家で見つけた人生の物語
- ほそかわ ようこ
- 13 時間前
- 読了時間: 3分
こんにちは。横浜のこんまり流片づけコンサルタント細川陽子です。
以前、ご親族の方からご相談をいただいたことがあります。
お亡くなりになった方のお宅で、貴重品や大切な書類を探してほしいというご依頼でした。
真夏の暑い日のことです。
本来は電気や水道を使えるようにしていただく予定でしたが、手違いで何も使えない状態。
室内は蒸し風呂のような暑さで、作業はなかなか大変でした。
家の中にはたくさんのモノが残されていました。
片づけという視点だけで見ると、「物が多い家」と言われるかもしれません。
けれど、一つひとつ確認していくうちに、私は別のことを感じ始めました。
そこには、その方が長年取り組んできた仕事の資料がありました。
大切に保管していた書類や愛用品もありました。
モノを見ているうちに、その方がどのような人生を歩み、何を大切にしてきたのかが少しずつ伝わってくるようでした。片づけの現場ではありますが、私はまるでその方の人生のアルバムをめくっているような気持ちになりました。

片づけの結果、探していた現金や貴重品も見つかりました。
価値のあるものは売却し、必要なものはご親族へお渡しすることができました。
依頼してくださった方は、生前からその方のお世話をされていたご親族でした。
大切なものが見つかったときの安堵した表情が今でも印象に残っています。
モノにはその人の価値観が表れる
私は片づけの仕事を通して、モノは単なる所有物ではないと感じています。
好きだったこと。
頑張ってきた仕事。
大切にしていた人との思い出。
そうしたものが、モノを通して見えてくることがあります。
だからこそ片づけは、「捨てること」や「減らすこと」だけが目的ではありません。
自分にとって本当に大切なものを知ること。
そして、それを残していくこと。
そのための時間でもあると思うのです。
元気なうちに整えるという思いやり
人生は何が起こるかわかりません。
子どもがいてもいなくても、家族との関係が良くてもそうでなくても、将来のことは誰にも予測できません。
だからこそ、元気なうちに少しずつ身の回りを整えておくことは、自分自身のためでもあり、残される方への思いやりにもなります。
片づけはモノを減らす作業ではありません。
自分らしい暮らしを考え、大切なものを選び取る作業です。
私はこんまり®流片づけコンサルタントとして、お一人おひとりが大切にしたい暮らしを見つけるお手伝いをしています。
「何から始めたらいいかわからない」
「実家の片づけや生前整理について相談したい」
そんな方は、まずは公式LINEからお気軽にご連絡ください。




コメント