
広さよりここち良さ。母が選んだ“身軽な暮らし”
- ほそかわ ようこ
- 2025年8月21日
- 読了時間: 2分
「広い家に住むこと=安心」そう思っていた母が、ついに暮らしを大きく変える決断をしました。長年住み続けたのは、5LDKの戸建て。わたしの子ども時代の思い出が詰まった家でもあります。
でも高齢になるにつれて、その広さはむしろ負担に。
「守る家」から「守られる暮らし」へ。
父も祖母も他界し、わたしも兄弟も家を出ました。1人になった母が高齢になるにつれて、広い家は「持て余す空間」になっていました。階段の上り下りは足腰に負担がかかり、昨年末には転倒することも。度重なる修繕や、天井裏に住みついたアライグマの被害など、管理の手間も重くのしかかっていました。
そこで思い切って選んだのは、バリアフリーの1Kマンション。
現在、引越して1か月。光熱費はこれまでの1/3に下がり、掃除も驚くほど楽になりました。さらに、新しい住まいはバス停が目の前。横浜市の敬老パスを利用すれば、バスも市営地下鉄も無料。
母は「ちょっとそこまで」がぐんと気軽になり、外出も楽しむようになりました。
暮らしを小さくすることは、決して不自由になることではありません。むしろ、今の自分に合ったサイズに整えることで、心と体の自由を取り戻すことができるのだと感じます。
片づけコンサルタントとしても、あらためて実感しました。片づけの先にあるのは、ただ“物が減った部屋”ではなく、「安心して快適に、これからの人生を楽しめる暮らし」なのです。



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