
ADHDの方が片づけが苦手な理由 その1
- ほそかわ ようこ
- 2月8日
- 読了時間: 2分
―注意が散りやすく、頭の中が“渋滞”してしまうから―
「片づけをしよう」と思ってやり始めたのに
気づいたらどこも中途半端になって、余計に疲れてしまった。
気付いたら別のことをしていた。
そんな事ありませんか?
その時脳の中で何が起きているのか?
ADHDの人は「ワーキングメモリ(作業記憶)」が少なめとされ
頭の中で「今、何をしているか」「次に何をするか」を同時に管理するのが難しい傾向があるのです。そのため、気付いたら別のことをしていたとなるわけですね。
片づけは、一見シンプルな作業のように見えても実は
物を分類
判断する
移動させる
収納を考える
という複数の作業が連続する“マルチタスク作業”です。
そのため、ADHDの方にとっては情報が一気に押し寄せ、脳の中が渋滞を起こしやすいのです。

では、 どうすればうまくいく?
そんな脳の渋滞状態も少し工夫するだけで、片づけのハードルがぐっと下がります。
その方法は
作業を分ける「今日は“引き出し1段目”だけ」「机の上だけ」と明確に区切る。
やる順番を決めてあらかじめToDoリストを作り、順番通りに動く
目で見てわかる工夫:ラベルや付箋を使って、頭の中ではなく“外”に情報を出す。
脳の中で処理する量を減らすと、集中しやすく、疲れにくくなります。

自己肯定感へのメッセージ
「どうして私は集中できないんだろう」
「やり始めたのに最後まで続かない」
そう感じて落ち込む方も多いのですが、それは努力不足ではないんです。安心してくださいね。
脳の特性を理解すれば、やり方を変えるだけでうまくいくことがたくさんあります。私の片づけレッスンは、一人一人お部屋も性格も違うのでオーダーメイドです。
あなたのペースに合わせて片づけます
一人で片づけるなら焦らず、“一か所ずつ整える”だけでも確実に前に進んでいきますよ。
次回は、「やる気が起きにくい理由」についてお伝えします。
“目先の楽しみを選んでしまう”脳の仕組みを知ると、「やる気が出ない自分」を責めなくてよくなります。


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